2016年8月21日日曜日

なぜ自動車メーカーはUBER(ウーバー)と組みたがるのか


本日も配車サービスのUBER(ウーバー)と外車メーカーのボルボが提携発表したニュースが流れていた。
先日、トヨタもウーバーと提携したニュースがあったばかりだが、なぜ自動車メーカーはウーバーと組みたがるのでしょうか?

そこには将来の自動車利用構想が大きくかかわっています。

自動車メーカーはGoogleなども含め、今後自動運転車を2020年頃に実用化する計画でいます。
将来的には完全な、人が運転しなくてもよい自動車ができるとの認識です。
この完全な自動運転車は発売当初は、価格が高価で私たち一般人にはとても買えないでしょう。
しかし、この自動運転車を使ったいわゆるタクシーサービスの様な企業ができれば、多少高価でも普及すると思われます。
こういった未来のタクシー会社に一番近いのが、現在ライドシェアで配車サービスを手掛けているこのウーバーなのです。

ウーバーと早く提携をして、将来の配車サービスに合わせた自動運転車を開発して行く事が、今後の自動車販売のシェアを取るうえで重要なのです。

Googleはこのすべてを自社で行おうとして計画していますが、現在は後手に回っている印象を受けます。
将来的には、ウーバーと自動車メーカーの連合vsGoogleの構図になりそうな展開です。
両社競って開発を急いでいます。

この様な未来は、ほぼ間違いなくその方向に進んでいますので、一番被害が大きいのは現在のタクシー業界です。
今後タクシー業界がどのように変化して行くのか注目しています。
タクシー会社も変化して、この流れに対応して行かなければいずれ淘汰されてしまいます。

運転代行業界は、一般の人が今の自動車を持っている限りは無くならないと思いますが、この自動運転車配車サービスがかなり安い料金で利用できることが想定されるため、車を使って飲みに行く人が激減することが予想されます。
運転代行会社は数がかなり減って行くでしょう。

将来的には自動運転車が一般にも広がり、帰りは運転手がいなくてもいいので運転代行業もなくなってしまうのかもしれません。

この変化は東京が1番早いと思いますが、福岡も県レベルでは2番目位に早く変化して行くと思われます。
この様なニュースがあるたびに、このサイトBUUBもこの変化の流れに注目しつつ、サービス自体を変えて行く必要がある事を認識しました。

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